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健診・検診

アンチエイジング医療と健診・検診

アンチエイジング医療は若返りの医療ではなく、上手に老いる(well aging)ための医療です。

今日の日本のように
早期発見・早期治療で慢性疾患を抱えながらも上手に老いて、
介護保険を活用していくというのも生き方の選択の1つです。

一方、アンチエイジング医療を活用し、
病気知らずで、長寿を全うするのもあなたの選択の1つです。

ただし、この選択は40代から50代前半までになされるべきです。


もしあなたが会社等の健診で正常か、黄色信号が灯っている時にこそ、
ぜひとも取り組んでいただきたい医療がアンチエイジング医療です。
アンチエイジング医療は、病気になる前の医療です。

なぜ、健診や検診で人々が幸せになれないか、
考察してみたいと思います。

もし共感いただけるなら、正しいアンチエイジング医療、まだ日本では全く知名度はありませんが
つまり1次予防としてのアンチエイジング医療を積極的に取り入れてください。

20世紀の公衆衛生は失敗であった

ランセット誌に、20世紀の公衆衛生は生活習慣病の増加を食い止めることができなかったと記事が掲載された。

最近、権威ある学術雑誌のLancet誌に、20世紀の公衆衛生はがんや糖尿病、高血圧症などの爆発的な流行を食い止めることができず、失敗であったとの記事が掲載されました。
つまり公衆衛生学者ですら、生活習慣病へのこれまでのアプローチの失敗を認めたわけです。

検診・健診の現状

そんな世界的な問題提起がされている中で、日本の現状はどうでしょうか?

公衆衛生事業としての健診は、すでに昭和58年から始まっている

老人保健法、労働安全衛生法、健康増進法、母子保健法、学校保健法などにより
様々な検診が実施されています。
例えばがん検診は昭和58年から始まりました。
 
それにもかかわらず増加の一途をたどるがん罹患率

日本のがん患者数はますます増え続けています。
 
糖尿病の年次推移を示し、糖尿病は年々増加傾向にある

糖尿病患者数も年々増加しています。
 
高血圧症の年次推移を示し、高血圧症も年々増加傾向にある。

高血圧症も年を追うごとに増えています。
 
歯周病罹患率も経年的に増加傾向

1995年に歯周疾患検診が導入されてから、20年以上が経ちました。しかし歯周病罹患率は、すべての年代で増加傾向にあります。

いったい何十年指をくわえて見ているだけなのか?

病気の川に流されてしまった人々をいかにして救うか?

病気で溺れる人々をどのようにして救うかは喫急の課題です。
 
検診では病気の発症を防ぐことができない

検診では生活習慣病のパンデミックに歯が立たなかったことが明白ではありませんか?
世界一の長寿国の座はすでに失いました。
 
医療保険や介護保険を利用し、病気に大きな網掛けをさらに進めていくのか

地域や職域のより大きな網掛けで救い上げるのが適切なのでしょうか?
 
それともハイテク検診を推進していくのか?

あるいはビッグデータの収集。あるいは消えてしまうかもしれないような小さながん細胞を超ハイテク機器で見つけ出すことでしょうか?
 
私達なら病気の川に流される前に救う

私達ならもっと上流で、川に飛び込む前の人々にアプローチすることを考えます。
川に飛び込む前のあなたが主役です。

「医療」が寿命を延伸したと盛んに喧伝されますが、それは誤った認識です。
なんとか病や〇〇療法の権威の発想では世の中が上手くいかないのです。
「予防」こそが人々の寿命を延伸したことは歴史を見ても明らかです。

しかし残念なことに、欧米の工業国では寿命の短縮が起こり始めました。
「人生百歳時代」と唱える人々は、よく知らないか、楽観主義者と思われます。

それぐらい上手に老いるというのは難しいことです。

中年期の5つのライフスタイル


とても重要なのは中年期で、
この時にライフスタイルを変えなければ、高齢期に大きな問題を抱えることになりかねません。

45歳から55歳ごろこそチャンスであり、 70歳からの取り組みでは遅過ぎます。

この取り組みに科学としての予防医療ーアンチエイジング医療を取り入れてください。
 

1次予防としてのアンチエイジング医療

健康づくりは地域、職域、あるいは学校で活発に行われています。
市町村の健康講演会やスポーツジムなどは、健康づくりの場です。
ですから医療としての健康づくりへの介入は、馴染みが無いのが現状ではないでしょうか?

健康づくりに遺伝子検査を取り入れた事例を示します。
図の横棒は病気のリスクの程度です。
右に行くほど高リスクです。

上段は、この人物の遺伝子を背景とする病気発症のリスクと、
現状の生活習慣から来るリスクの総和です。

下段の黄色部分は、本人の努力で低下させることができるリスクです。

しかし、それでも下段には赤色で示されるリスクが残っています。
それこそが個別に明確となったリスク要因であり、アンチエイジング医療が介入します。

もちろん、この方には私たちがヨーロッパから持ち帰った医療で対応させていただいています。
 

 

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